富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

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平成30年秋にデビューする富山米新品種「富富富」の収穫作業が、9月13日から県内各地の実証ほ場で始まり、魚津市大海寺野の農事組合法人NAセンター(代表理事 馬場均さん)が管理する実証ほ場では、石井知事が収穫作業を体験しました。

  

県担当者から生育状況の説明。「富富富」は地際から穂の付け根までの長さが63㎝と、コシヒカリに比べておよそ25㎝短いため、雨や風で倒伏することなく、順調に生育しました。

馬場代表理事からコンバイン操作の説明を受け、収穫作業を体験する石井知事。

 

収穫した「富富富」を持つ稗苗県議会議長、石井知事、馬場代表理事、村椿魚津市長、高野県議ら関係者。

収穫作業を終え石井知事は、「多くの皆さんとスクラムを組んで育ててきた新品種なので、大きく羽ばたけるように頑張っていきたい。」と語りました。
また、実証栽培に取り組んだ(農)NAセンターの馬場代表理事は、「草丈が短いため、収穫作業がしやすかった。
来年も積極的にトライしていきたい」と評価しました。

 

収穫した富富富については今後、収量や品質、食味などの調査・分析を行い、平成30年のデビューに向けて良食味かつ高品質な栽培技術の確立に活かします。

また、収穫された富富富の一部は、10月以降、県のアンテナショップや各種イベントで限定販売を行います。
販売や試食に関する詳しい情報については、HPで随時掲載していきますので、ぜひご確認ください。


 

おいしいお米づくりの基本は、高品質な種子生産から始まります。
8月17日、早朝から平成30年産用の「富富富」種子をつくる水田において、ほ場審査が行われました。

種子審査員と種子生産者が集合し、綿密な打ち合わせを行ったあと、審査のために各ほ場へ移動しました。

種子審査員と生産者がほ場に入り、目を凝らして異品種株、雑草、病害などがないか調査します。

小さな異変も見逃しません。すぐに抜き取ります。

種子生産者はこの審査以外にも、何回もほ場に入ってチェックします。

種子ほ場には品種名、生産者名、田植え月日等が記載された立札の設置が義務付けられており、
生産者一人ひとりが責任をもって「種もみ」をつくっています。

朝露に濡れ、太陽の強い日差しで汗を流しながらも、審査は続きました。

富山県は、古くから質の良い「種もみ」産地として全国的に評価されおり、県外出荷数量は日本一です。
このような真摯な米づくりへの姿勢によって、富山の「種もみ」の品質が保たれているのです。

 

8月8日(火)、平成29年度第2回富山米新品種戦略推進会議が開催されました。
この日はまず、委員の方々に富山市婦中町のほ場を視察していただきました。

台風5号の影響により強い雨風の中での視察となりましたが、「富富富」は風に倒れることなく、力強く育っていました。

 

コシヒカリと並べてみると、「富富富」は草丈が短く、倒伏に強いことがわかります。
視察終了後は、富山県会館へ移動し、戦略推進会議が行われました。

 

会議では、「富富富」のブランド化に向けた今後の取組方針や、平成29年度のPR・限定販売計画について、様々な意見交換が行われました。
県では「富富富」の平成30年秋デビューに向けて、当推進会議での検討をもとにしながら、生産・販売戦略などについて引き続き、策定を進めていきます。

県の農業研究所、広域普及指導センター及び関係課で構成される「富富富」栽培技術確立チームでは、
8月3日(木)と4日(金)の2日間にわたって、「富富富」実証ほの巡回を行いました。

今回は県内23カ所に設置された実証ほをまわって、生育調査をおこなうとともに、
穂がどれくらい出揃っているのかを確認していきます。


氷見市実証ほの様子です。概ね穂が出揃っているのがわかります。

 


こちらは、富山市山田村の実証ほです。

 

巡回の結果、「富富富」実証ほの出穂期(田んぼの半分くらいの穂が出た時期)は平均で8月3日であり、
収穫期は9月中旬頃となる見込みです。
栽培技術確立チームでは、高品質で良食味な栽培体系の確立に向けて、9月上旬にも成熟状況の確認を行う予定です。

限定販売や試食会のご案内や、「富富富」の生育記録、PR活動などの最新情報をお知らせします。

7月17日(月)、「富富富」の一般向け試食会が富山市のCiCビルで開催されました。

富富富の名前にちなんで先着222名が、富富富とコシヒカリを食べ比べました。

試食後のアンケートでは、「自然な甘みがあって美味しかった」、「はじめあっさりで、後から旨みがくる」などの感想が寄せられました。

7月に入り暑い日が続いていますが、稲にとっては穂の原形である幼穂ができ始める大切な時期です。
この日は、南砺市高宮の「富富富」実証ほにおいて、穂肥を適正に実施するための生育確認巡回を行いました。

生育確認巡回

穂肥とは、充実した籾の数を確保するために、穂ができ始める頃に施す肥料のことです。
草丈や茎の数、葉色などを調査することで生育状況を把握します。

生育確認巡回

また、穂の原形である幼穂の大きさから、穂が出る時期(出穂期)を予想することできます。

生育確認巡回

これらの情報をもとに、穂肥の量や施用時期を判断し、生産者に適正管理を呼びかけました。
栽培技術確立チームでは引き続き、実証ほの巡回を行い、おいしい「富富富」の生産を支援していきます。

生育確認巡回

田植え後6週間です。コシヒカリに比べ、草丈で約5cm短く、太い茎が確保されています。根量も多いですね。

生育初期・中干し期のほ場巡回

5月の田植えからおよそ1ヶ月が経過し、中干しの時期となりました。
中干しは、ほ場に溝を堀り、土を乾かす作業で、稲の活力を維持するためにとても大切な管理です。

この日は、富山市婦中町の「富富富」実証ほにおいて、生育及び中干し実施状況の確認を行いました。

栽培技術確立チームでは引き続き、実証ほの巡回を行い、おいしい「富富富」の生産を支援していきます。

平成30年産の「富富富」デビューに向けて、今年度は県内23カ所に技術実証ほを設け、高品質・良食味栽培技術の確立に取り組んでいます。
この日は、富山市婦中町の実証ほ(30a)で、関係者(技術者、JA等)、報道機関が見守るなか、「富富富」の田植えが行われました。

実証ほには、「富富富」の実証ほを示す看板が立てられています。

今後、「富富富」栽培技術確立チームでは実証ほの定期的な巡回を行い、おいしい「富富富」の生産を支援していきます。