富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

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7月17日(月)、「富富富」の一般向け試食会が富山市のCiCビルで開催されました。

富富富の名前にちなんで先着222名が、富富富とコシヒカリを食べ比べました。

試食後のアンケートでは、「自然な甘みがあって美味しかった」、「はじめあっさりで、後から旨みがくる」などの感想が寄せられました。

7月に入り暑い日が続いていますが、稲にとっては穂の原形である幼穂ができ始める大切な時期です。
この日は、南砺市高宮の「富富富」実証ほにおいて、穂肥を適正に実施するための生育確認巡回を行いました。

生育確認巡回

穂肥とは、充実した籾の数を確保するために、穂ができ始める頃に施す肥料のことです。
草丈や茎の数、葉色などを調査することで生育状況を把握します。

生育確認巡回

また、穂の原形である幼穂の大きさから、穂が出る時期(出穂期)を予想することできます。

生育確認巡回

これらの情報をもとに、穂肥の量や施用時期を判断し、生産者に適正管理を呼びかけました。
栽培技術確立チームでは引き続き、実証ほの巡回を行い、おいしい「富富富」の生産を支援していきます。

生育確認巡回

田植え後6週間です。コシヒカリに比べ、草丈で約5cm短く、太い茎が確保されています。根量も多いですね。

生育初期・中干し期のほ場巡回

5月の田植えからおよそ1ヶ月が経過し、中干しの時期となりました。
中干しは、ほ場に溝を堀り、土を乾かす作業で、稲の活力を維持するためにとても大切な管理です。

この日は、富山市婦中町の「富富富」実証ほにおいて、生育及び中干し実施状況の確認を行いました。

栽培技術確立チームでは引き続き、実証ほの巡回を行い、おいしい「富富富」の生産を支援していきます。

平成30年産の「富富富」デビューに向けて、今年度は県内23カ所に技術実証ほを設け、高品質・良食味栽培技術の確立に取り組んでいます。
この日は、富山市婦中町の実証ほ(30a)で、関係者(技術者、JA等)、報道機関が見守るなか、「富富富」の田植えが行われました。

実証ほには、「富富富」の実証ほを示す看板が立てられています。

今後、「富富富」栽培技術確立チームでは実証ほの定期的な巡回を行い、おいしい「富富富」の生産を支援していきます。