富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

「富富富」生育日記

富山県内各地で栽培されている「富富富」。
生育の様子や生産者向けの栽培管理情報をお伝えします。

砺波市のほ場は、田植えから約1か月が経ちました。

草丈がぐんと伸び、葉と茎数も増えました🌱
田んぼが緑で鮮やかになってきましたね。

茎数は1株当たり、25.6本でした。
6月13日では1株当たり17.7本でしたので、約1.5倍にもなっています☺

生育状況によって中干しや間断かん水を行います。
砺波市ほ場は、稲体や根の活力を維持するため、中干を継続して行っています。
田んぼに入ったときに、くるぶしが軽く沈む程度の硬さまで中干しを続けます。

「富富富」生産者の皆様へ
中干しが完了したほ場は、幼穂形成期まで落水期間が長めの間断かん水を行い、
幼穂形成期のSPAD35(群落葉色4.0程度)に誘導しましょう!

生育状況と当面の管理のポイント(6月21日)
※7,8ページに「富富富」の情報が掲載されています。

 

6月15日に「富富富」実証ほの巡回がありました。
この巡回は、県内の「富富富」実証ほの生育状況を確認するためのものです。

主に、溝掘りや中干しなどの水管理状況や、葉色、病害虫の発生、雑草の有無などを調査し、
生育に応じた中干しの開始時期や除草剤対応などを確認しました。

(葉色調査の様子)

 

今年の「富富富」は「登熟向上・安定収量確保」を目標にしており、
栽培密度や、それに応じた施肥量などの試験を行っています。
この違いによる生育の差も確認しました☺

いくつかの実証ほをご紹介します♪

 

(朝日町大家庄の実証ほ)

(立山町女川新の実証ほ)

それぞれの場所で、すくすくと育っていますね🌱✨

今後、幼穂形成期、出穂期、刈り取り直前の時期に巡回をする予定です☆
また生育日記を見に来てくださいね☺

砺波市のほ場は、田植えから約4週間が経ちました。

6月13日に撮影された田んぼを見てみると、
手前に一本線があることが分かりますか?☺

こちらは、溝掘りの跡です。

溝を作ることで、田んぼの水はけ(現場では「水の駆け引き」と言うようです。)
がよくなり、今後の水管理の効率が高まります✨

これから、稲の生育をコントロールするために、
間断かん水(入水と落水の繰り返し)を行います!


「富富富」生産者の皆様へ

中干しを実施していないほ場は、早急に中干しを開始しましょう!
中干し後は、幼穂形成期まで落水期間が長めの間断かん水を行い、
幼穂形成期頃までに足跡の深さ3cm 程度の土壌硬度に誘導しましょう。

生育状況と当面の管理のポイント(6月14日)
※8,9ページに「富富富」の情報が掲載されています。

 

毎週生育をお伝えしている、砺波市のほ場は、
田植えから約3週間が経ちました。

6月6日の生育は、前回(5月30日)と比べてみると、
草丈が伸びていることが写真から分かりますね!

小さかった「苗」が、「稲」へとどんどん成長しています。

★「富富富」生産者の皆様へ★

田植え後4週間までに中干しを確実に開始することが、美味しい「富富富」づくりのポイントです!
「富富富」は、「コシヒカリ」等より葉色がやや濃く、茎数が増えやすいことから、
浅水管理で分げつを促した後は、遅れず、確実に中干しを行いましょう!

生育状況と当面の管理のポイント(6月7日)
※4,5ページに「富富富」の情報が掲載されています。

 


田植えから約2週間が経ちました。
水面に映る屋敷林もきれいな、美しい「富富富」のほ場の5月30日時点の様子です。
(砺波市ほ場にて撮影)
根の活着が進み、稲株がしっかりしてきましたね。
葉の色も少しずつ濃くなってきています。

すくすくと成長しているので、次の観測が楽しみですね!

★「富富富」生産者の皆様へ★
田植え後4週間までに中干しを確実に開始することが、美味しい「富富富」づくりのポイントです!
「富富富」は、「コシヒカリ」等より葉色がやや濃く、茎数が増えやすいことから、
浅水管理で分げつを促した後は、遅れず、確実に中干しを行いましょう!

生育状況と当面の管理のポイント(5月31日)
※4,5ページに「富富富」の情報が掲載されています。

 

県内各地で、「富富富」の田植えが進んでいます。

水の張った田んぼにある作業中の田植え機を見ると、
「今年もこの時期がやってきたぞ!」と、わくわくした気持ちになります。

今年も、美味しい「富富富」を消費者の皆さんにお届けできるよう、
県内各地のほ場で「富富富」の生育調査を行います。
その中の1つである砺波市のほ場で5月18日に田植えが行われました。

これから、生育の様子をこの富富富ホームページと富富富公式Instagram(@fufufu_toyama)でお知らせしてまいりますので、
是非定期的に見に来てくださいね♪

(田植え作業の様子)

 

砺波市のほ場は、9月18日に成熟期を迎えました。
春の田植えから生育の様子を見守っていただきありがとうございました!
また、担当の生産者さんのご協力に感謝いたします😊
直前の9月17日には、収量や品質を調査するため、「坪刈り(つぼがり)」※を行いました。
※ほ場の一部を、1坪単位で手作業により収穫

「富富富」は、生産者の皆さんによる収穫後、乾燥・籾摺りなどの作業を経て、農産物検査を受け、米卸などを通じて、販売されます。
9月27日(月)には、JA全農とやま主催の令和3年産「富富富」出荷式が行われ、本格的に新米が店頭に並びます。

「富富富」のパッケージについているシールを10点集めて応募すると、抽選で富山の美味しい特産品が当たるキャンペーンも実施します!ぜひ美味しい新米を味わってくださいね😀

 

ほ場全体の様子

ほ場全体の様子

坪刈りの様子。

坪刈りの様子。

砺波市のほ場では、8月6日の出穂期から28日経過し、稲が頭をたれ、籾も少しずつ色づいてきました。

このまま順調に登熟がすすめば、成熟期は9月18日頃の予定です。

美味しい新米までもう少しお待ちください!



砺波市のほ場は、811日に穂揃期(ほぞろいき、全体の8割程度が出穂する時期)を迎えました。

生育は、草丈は91㎝、茎数は17/株(409/㎡)、葉色は4.5と、この時期の目標値を達成しています。

また、穂をみるとかわいい花が咲いています。

出穂から20日間は湛水管理を行い、しっかり登熟するように管理しています。

出穂期より出穂している稲が多くなっています。

稲の花。午前中しか見られません。

生育調査の様子です。
県では、県内の実証ほを数日かけて巡回する、「穂揃期巡回」を行いました。

砺波市のほ場では86日に出穂期をむかえました。

ほ場の外から眺めても穂が出ている様子は分かりにくいですが、ほ場の中に入ると50%の茎から出穂しています。

これからは、開花・受粉・登熟の時期になりますので、しっかり水を入れて、きれいなお米になるように管理します。


★「富富富」生産者の皆様へ★
出穂後20日間は湛水管理を徹底しましょう。

ほ場全体の様子です。よーく見るとあちこちで出穂しています。

ほ場の中の穂の様子です。