富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

「富富富」生育日記

富山県内各地で栽培されている「富富富」。
生育の様子や生産者向けの栽培管理情報をお伝えします。

登熟期①



8月21日(火)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。

穂が垂れてきました。
よく見ると、穂先からほのかに色づきはじめているのが分かります。

穂揃期



8月2日(木)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。

この日は、ちょうど田んぼ全体の8~9割が出穂したタイミングであり、これを“穂揃期(ほぞろいき)”と呼びます。
暑い日が続いていますが、生育調査の結果は、穂数も目標どおりであり、葉色も十分な濃さを保っていました。

出穂期





7月30日(月)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。

近付いて稲をよく見てみると、穂が出ている(出穂)のがわかります。
ほ場全体のうち、穂が半分出揃った時期を“出穂期(しゅっすいき)”と呼びますが、このほ場の出穂期は7月31日でした。
また、穂の先から徐々に開花が始まっており、おしべが飛び出している様子が確認できました。

今後は水管理がより一層大切となります。出穂期以降20日間は湛水管理を徹底していきます。

生育調査⑧




7月17日(火)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。
生育は概ね順調で、穂肥成分の肥料が徐々に吸収され、それに伴い葉色も濃くなってくるものと思われます。

下の写真で、筆先のような部分が穂のもとである幼穂です。葉っぱを上手に剥いていくと確認することができます。現在の幼穂長は約9mmでした。

「富富富」の生育状況と当面の技術対策(第8号)>はこちら

生育調査⑦




7月10日(火)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。連日の暑さで、トンボも「富富富」の生育を見守りながら一休み。

葉っぱを剥いて茎の先(生長点)を見てみると、穂のもとである“幼穂”が形成されているのが確認できました。調査時点での幼穂の長さは約2mmであり、この長さから穂が出る時期(出穂期)を予想することができます。

今後平年並みの気温で推移した場合、「富富富」の出穂期は8月4日頃と見込まれます。
これからは、水管理が極めて重要となるので、田面が乾き過ぎないよう細心の注意が払われます。

「富富富」の生育状況と当面の技術対策(第7号)>はこちら

生育調査⑥

 


7月2日(月)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。

7日間隔で営農指導員(JA)と普及指導員(県)が協力して、生育調査を行っています。上の写真は物差しで草丈を計測している様子です。草丈や茎数、葉色を調べることで、稲の生育状況を把握し、今後の適切な栽培管理に繋げることができます。

田んぼをよく見ると、前回の調査時と比べて、少しずつ葉の色が淡くなってきているのがわかります。茎の中(生長点)では、穂のもとである“幼穂”が徐々につくられています。

「富富富」の生育状況と当面の技術対策(第6号)>はこちら

生育調査⑤






6月25日(月)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。

中干しも終わり、引き続き出穂期まで間断かん水を実施中です。
生育は順調で、葉色も徐々に淡くなってきているのがわかります。

「富富富」の生育状況と当面の技術対策(第5号)>はこちら

生育調査④





6月18日(月)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。
田面を見ると、中干しによってひび割れたほ場に水が行き渡っているのが分かります。
根や稲体の健全化を図るため、今後は穂が出るまで、「水を入れる→水を抜く」を数日置きに繰り返す“間断かん水”を行っていきます。

<「富富富」の生育状況と当面の技術対策(第4号)>はこちら

生育調査③

6月11日(月)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。
中干しを行い根の健全化を図るとともに、生育が過剰にならないように管理しています。
また、ほ場の中を見ると、しっかりと溝が掘られており、今後の水管理がしやすいように準備万端です。

<「富富富」の生育状況と当面の技術対策(第3号)>はこちら

生育調査②

20180604_1

20180604_2

6月4日(月)、舟橋村海老江の「富富富」ほ場の様子です。
葉の色も濃く、茎数の増加も旺盛で、順調に生育しています。