富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

「富富富」生育日記

6月30日生育情報

県内各地(12か所)で、毎週「富富富」の生育調査を行っています。
6月30日に行った生育調査では、近年に比べて、草丈は長く、茎の数・葉色は同程度、葉齢は進んでいるという結果でした。

立山町浅生のほ場です。茎の数が増えて株が大きくなり、梅雨の晴れ間に緑が鮮やかです。左が早植区(田植え4月29日)、右が慣行区(田植え5月15日)です。前回と同様に、左側の早植区の方が葉色が淡くなっています。

葉色診断の様子です。

早植区は稲の中の幼穂(ようすい、穂の赤ちゃん)が2mmになり、幼穂形成期(ようすいけいせいき)を迎えていました。あと20日ほどで穂が出る見込みです。

 

★「富富富」生産者の皆様へ★

・中干し後は幼穂形成期まで落水期間が長めの間断かん水、幼穂形成期以降は、飽水管理(足跡に水が残る程度の湿潤状態を維持)を行いましょう。
・7月1日~10日は草刈り運動期間です!※一斉草刈り日:7月4日~5日
 イネ科雑草の穂は、カメムシ類の好適なエサとなるので、穂が出ないように草刈りを徹底し、カメムシ類の発生量を抑えましょう。


6月30日生育状況と当面の管理のポイント(PDF形式:379KB)