富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

「富富富」生育日記

9月4日生育情報(登熟期②)

 「富富富」の穂は先週よりさらに色づき、いよいよ収穫間近となりました!

 収穫は、適期を見極めて行うことがとても重要です。早く刈りすぎると、未熟粒の混入や収量低下の原因となります。一方で、刈り遅れてしまうと、胴割米(お米にひびが入る)等が増加し、品質や食味が低下してしまいます。

 「富富富」は、籾全体の80~85%が黄色くなった時期が刈取適期であることから、現地実証ほの巡回を通じて、県内生産者に適期収穫を呼びかけているところです。

 美味しいお米となるまで、「富富富」を引き続き見守ってください。 

 生産者の皆さま方には、品質が良く美味しい「富富富」の総仕上げに向け、刈り取り直前までの水管理、適期収穫をよろしくお願いいたします。

富山市水橋栽培試験田の様子です。

大雨や強風にも負けず、しっかりと立っています。草丈が短く倒れにくい品種の特徴が、しっかり発揮されています。

出穂から35日たった穂の様子です。
穂の先から順々に色づいてきています。籾黄化率(もみおうかりつ)は65%程度、収穫適期まであと5日ほどと見込まれます。

★「富富富」登録生産者の皆様へ★
・刈取り5~7 日前まで間断かん水を行い、稲体の活力維持に努めましょう。
・籾の黄化が進んだものから遅れずに刈取りを開始し、胴割米の発生を防止しましょう。
・未熟粒等の混入を防ぐため、1.9mm の篩目を使用するとともに、色彩選別機を整備している地域では、積極的に活用を図りましょう。

詳細はこちら↓
9月4日登熟状況と当面の管理のポイント(PDF形式:376KB)