富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

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令和2年度第2回「富富富」戦略推進会議が開催されました

2月2日(金)、本年度2回目の「富富富」戦略推進会議が開催されました。
本会議では、「富富富」の生産・販売・PR計画や将来ビジョン等について、生産者、流通関係者、消費者等、様々な分野の委員の皆様からご意見をいただき、検討していくこととしております。

今回は、来年産の「富富富」生産者登録と栽培マニュアルの改訂、来年度からの新しい生産・販売PR戦略(案)について協議しました。



令和3年産の生産者登録については、655の経営体から申請があり、全てを登録することとしました。申請面積は合計1,400haと、令和2年産より1割程度の作付拡大を見込んでいます。

栽培マニュアルについては、「基肥のやりすぎ」と「中干しの遅れ」が籾数の過剰につながり、くず米の増加による収量減や品質・食味の低下を招くことをわかりやすく記載したほか、高密度播種育苗技術(密苗)の留意点を新たに追記しました。

2月22日には、「富富富」生産推進大会を開催し、生産者へ生産者登録証の交付と、栽培マニュアルの説明を行う予定としています。
また、来年度からの新戦略(案)が協議され、「将来的に中生の大宗を占める品種とする」「県産コシヒカリと同等以上の価格帯を追求する」という方針のもと、「作付拡大には、新たな仕向け先(業務用米等)が必須」、「WEB、TV、雑誌等様々なチャネルで、ターゲット層に合わせた広告展開をしてほしい」「差別化が図れる栽培方法・流通基準が必要」等、委員から様々なご意見をいただきました。



委員の皆様の意見を受け、新田知事から、「価格については、市場の状況を見ながら、生産者のことも考えながら、良い落としどころを見極めたい。」、「県民に富富富のファンになってもらうことが重要。皆様に食べて評価していただきたい。学校給食での活用も拡大していきたい。」等のコメントがありました。

今回、委員の皆様から頂戴した意見を踏まえ、年度内に新戦略を決定・公表する予定です。
引き続き応援どうぞよろしくお願いします。