2019年2月22日
「富富富」生産推進大会を開催しました
「富富富」は富山米のトップブランドを目指すべく、生産者登録制度を導入し、一定の栽培・出荷基準のもと、高品質で美味しく安全・安心な米の生産・供給を目指しています。
31年産の作付けを前に、改訂された栽培マニュアルの理解を深め、きめ細やかな栽培技術の周知徹底を図るため、2月22日(金)、富山国際会議場で「富富富」生産者推進大会を開催し、登録生産者やJA、市町村関係者など約400名が参加しました。
生産者を代表して、県下最大の作付けを予定するJAアルプスの「富富富」ブランド化推進協議会の明和会長に登録証が交付されました。
引き続き、講演では、「富富富」の生産・販売状況や栽培マニュアルについて、また県内産地での取組みについて説明。
30年産については、一等米比率が98.9%と高温に強い特性を存分に発揮した一方で、「青未熟粒」の発生がやや見られたことから、穂肥施用時期の変更や1穂籾数の適正確保を呼びかけました。
最後に、「富富富」ブランド化に向けた大会宣言があり、登録生産者を代表して、入善町の農業生産法人ドリームファーム青木社長が「消費者から愛され、選ばれ、本県を代表するブランド米に育ててこう!」と力強く宣言し、参加者全員で高らかに「ガンバロー!」と声を合わせました。
デビュー2年目となる平成31年産については、684経営体が1,100ヘクタールで作付けする予定です。
春からの育苗作業に向けて、はやる気持ちを抑えつつも、今後、関係者一丸となって、県内外の皆様により美味しい「富富富」をお届けするよう努めてまいりますので、引き続き応援、どうぞよろしくお願いします。