7月に入り暑い日が続いていますが、稲にとっては穂の原形である幼穂ができ始める大切な時期です。
この日は、南砺市高宮の「富富富」実証ほにおいて、穂肥を適正に実施するための生育確認巡回を行いました。

穂肥とは、充実した籾の数を確保するために、穂ができ始める頃に施す肥料のことです。
草丈や茎の数、葉色などを調査することで生育状況を把握します。

また、穂の原形である幼穂の大きさから、穂が出る時期（出穂期）を予想することできます。

これらの情報をもとに、穂肥の量や施用時期を判断し、生産者に適正管理を呼びかけました。
栽培技術確立チームでは引き続き、実証ほの巡回を行い、おいしい「富富富」の生産を支援していきます。