富富富(ふふふ) – 富山の新しいお米

最新情報

「富富富」生産推進大会が開催されました。

「富富富」は富山米のトップブランドを目指すべく、生産者登録制による栽培管理や、流通基準による品質管理のもと、高品質で美味しいお米の生産・供給を図ることとしています。

令和2年産の作付けを前に、関係機関が一体となって、栽培技術の徹底やブランド確立に取り組むことを目的に、富山県民会館で「富富富」生産者推進大会が開催され、登録生産者やJA、市町村関係者など約400名が参加しました。

 

生産者を代表して、JAみな穂「富富富」ブランド化推進協議会の青木会長に、伊藤「富富富」戦略推進会議委員長から登録証が交付されました。

▲生産者登録証の交付

 

講演では、はじめに、県農産食品課から令和2年産の生産者募集状況と栽培・流通基準について、応募のあった673経営体(1,290ha)全て生産者登録されたこと等の説明がありました。(生産者登録証は各地域協議会を通じて配布されます)

続いて、全農とやまから令和元年産「富富富」の販売状況について説明がありました。取扱数量は前年の2倍以上となる5,267トンで、販売先分布としては、県内が24%、県外76%(関東、中京、関西、九州、北海道)と県外への販売割合が高くなっています。※米卸の事業所所在地別の割合
          
次に、各地域での「富富富」の取組み事例について、4名の生産者から発表がありました。
「富富富」導入のメリット、栽培する中で気づいた管理のポイントや苦労していること、また、「生産者自らがSNS等を活用しPR・情報発信することが大切」、「課題はあるが、みんなでブランド化に取り組もう」といった前向きな提言がなされました。

令和2年産向け栽培マニュアルについては、県広域普及指導センターから、主な留意点として「適正な施肥量(コシヒカリ慣行量の2割減)」、「田植え後4週間までの中干しの確実な開始」等の説明がありました。また、産地やロットでのバラつきは評価を下げることから、栽培マニュアルの遵守を徹底し、生産者が高い意識をもって高品質で美味しい「富富富」生産に取り組むことが重要とあらためて呼びかけました。

「富富富」ブランド化に向けた大会宣言では、登録生産者を代表して、県下最大の作付けを予定するJAアルプスの「富富富」ブランド化推進協議会・石坂会長が、“1人1人が自覚と誇りをもって「富富富」の生産とブランド化に取り組む”ことを宣言し、参加者全員で高らかに「ガンバロー!」と声を合わせました。

デビュー3年目の令和2年は一つの正念場となります。関係者一丸となって、県内外の皆様により美味しい「富富富」をお届けするよう努めてまいりますので、引き続き応援、どうぞよろしくお願いします。